私見folksonomy
- 情報の組織化の方法としてのfolksonomyの特徴は、エンドユーザ自身が分類することと、フラットな構造であるという2点である
- このうち、folksonomyが優れているのは、ユーザーの手によって情報の組織化がなされることの方
- 分類方法の特徴としてのフラット構造は「従来の分類学的発想に対して」の発想といわれているだけで、階層分類に比べて優れているといわれているわけではない
- しかし、もし、階層分類は古くてフラット構造のほうが優れていると思っている人がいたとしたら、それは正しくないと思う
- 情報の分類という点では階層分類やファセット分類の方がやはり優れているのはないかと思う
- 本当は両方のいいとこ取りをすべきだと思うのだが
- フラット構造の分類は使いにくいので、そのうちそんな仕組みもでてくるんじゃないかと思う
- はてはWordlinkにはオープンソース・シソーラス的な魅力を感じる
【folksonomy】(folks(民衆)とtaxonomy(分類学)の合成語)
多数の人々が思い思いに入力した情報に基づく、ネットワーク的かつフラットな情報の構造。諸概念を階層的に組織する従来の分類学的発想に対して言う言葉。
del.icio.usやflickrが実現しているとされる。
コメントが長すぎてはてブに入りきらなかったので、こちらにメモ。