JECCコンピュータノート2006年版


METI商務情報政策局が監修するコンピュータ産業のOutlook本。たぶん10年以上刊行されている。METI関連では、情報化白書/情報サービス産業白書が有名で、コンピュータノートはマイナーだがデータブックとして、一部面白い統計を載せている。内容的には前記2タイトルに劣るものではないが、「白書」という名前が付かない所で損をしている。ただそうはいっても二次資料なので、前記2タイトルや情報通信白書(総務省)、その他のオリジナルソースを見たほうが良い。海外のICT統計では、利用許諾をとっているらしくでGartnerやIDCのデータが載っており美味しくコンパクトにまとまっている。

第4章 海外のIT産業〜

  • 携帯電話加入者上位20カ国(2004年末)
    • 中国は普及率は25%程度ながら、加入者数は3億人を超え第1位
    • 3G加入者数で1千万人を超えているのは、アメリカ(4.9千万)、韓国(2.7千万)、日本(2.5千万)だけ
  • 世界の地域別国別インターネット・ユーザ数
  • 国別BB加入者数・普及率
  • アメリカにおけるコンピュータ関連サービス・ソフトウェア売上高推移
  • アメリカにおける電子商取引額推移
  • アメリカの小売業における電子法取引の普及状況
    • 2005年は年平均でも2%を超える勢い
  • 連邦政府の機関別IT予算
    • この間、調べたときにきづかなんだ。チックショー
  • インドのIT市場規模
    • ITサービス→輸出:国内≒3:1
    • ITES-BPO*1→輸出:国内≒7:1
  • インドのソフトウェア/サービス輸出額上位20社(2004年度)

*1:IT応用サービス・ビジネスプロセスアウトソーシング

渋谷ドコモショップ

携帯の電池が充電してもすぐなくなってしまうので、渋谷のDocomoショップへ。
まるで銀行のロビーのように広くて豪華。狭〜い街の携帯屋さんとはだんち。
このショップ単体ではペイしないだろうが、ドコモってやっぱり儲かってるんだなあ。

それでも、マッサージチェアはなくても、いいんじゃないだろーか。

1週間くらい充電しなくてもいい携帯が欲しい。

同僚の送別会

恵比寿でIさんの送別会。
彼の黒ビールのピッチが早かったのは、蒸し暑さのせいだけじゃないはず。
好きな仕事に転職した彼は、とても饒舌だった・・・。
すっきりしてよかったね。

いろいろ頼んだけど、ジンギスカンが美味しかった。また食いてえ。
お酒は薬のせいであんまり飲んじゃいけないからジョッキ1杯でがまん、がまん。
というより、ここ半年のちょい断酒生活でだいぶ弱くなった。

某組織についての現状認識はちょっと改めた・・・orz

インターネット白書2006 個人利用動向

インターネット白書 2006

インターネット白書 2006

仕事柄、内容チェックを兼ねて眺めてみる(あくまで眺めているだけ)。気になるデータを列挙してみる。数字は丸めてあるのでご注意を。仕事に使う人は買って下さい。

ネット人口

  • インターネット利用者数:7,400万人
    • うち、モバイルのみの利用者:900万人
  • ブロードバンド比率*1:70%

情報収集

  • google利用率は70%超、約8ポイントアップ
  • RSSリーダーの利用率は約15%。まだそれほど普及してないのだな
    • クライアントソフト型の利用が50%以上、ブラウザは20%。IE7RSSリーダー浸透の鍵か

コミュニティ系

  • ブログ利用者は約60%
  • SNS参加率は約3%から11%に8ポイントアップ
  • SBM認知率は約40%

電子商取引

  • 年間購入金額5万円未満が2/3

映像配信

  • IPTV、VODサービス利用者はBB利用者の10%弱
    • GyaO:約80%、Yahoo!動画:約60%

その他

  • IP電話利用世帯:8%
    • しかし、近畿地方は9%超。関西人は安さに弱いのか、誤差か。
  • Gmail利用者:約3%

*1:世帯利用